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前のエントリの補足

 前のエントリに補足として「付記」を付け足したのですが、最後の部分で目立ちにくいところにあるため、見落とされる方がいるかもしれないと思い、改めてエントリを立てて再掲します。


 このエントリを独立した記事として読まれた方の中に誤解が生じているようなので、補足をば。なぜこのエントリを書いたかと言うと、もともと、私がサミュエル・ベケットのジョイス論について感想を書いているエントリがあったからです。そして、ジョイス論と関連する文脈で「モダニズム」という用語を持ち出しているのにもかかわらず、明らかに意味不明なダメ出しをしてくる者がいました。
 で、その本人と直接やり取りをした結果、


「最初から、私がしているのは狭義のモダニズムの話です」
→「狭義のモダニズムとはなんですか?」
→「エズラ・パウンドやT・S・エリオットやジョイスなどの潮流のことです。こういった潮流としてのモダニズムは、近代文学とは区別することが普通です」
→「近代文学とモダニズムを区別するなんて聞いたことがありません」


という趣旨のやり取りがありました。
 私が最初から英語圏のモダニズムについて話をしているのは明らかであるのにもかかわらず(というか、そもそも「モダニズム」が英語なので、断りが無かったら英語圏の話をしていることになっても何もおかしくはないと思うのだが)、英語圏における「近代文学とモダニズムの区別」など存在しないかのように振舞いつつ、文学研究に携わっている……という人がいたわけです。そのため、「え、もしかして、英語圏での近代文学とモダニズムの区別自体が存在しないことになっちゃうの?」と考えたから、この記事を書くに至ったわけです。
 まあ、もともとモダニズムの多様な用法を把握している方がこのエントリを読んだ場合、言及されていないものがあると不審に感じてもおかしくないと思えるため、補足する次第です。……しかし、(パウンドやエリオットやジョイスに関することだと断りを受けた上で)近代文学とモダニズムの区別が存在するということ自体を聞いたことがないと言い放った当人が、さも、元々の原因が英文学と仏文学の用語の把握の違いであったかのような印象操作をする「エアリプ」をしていることについては、開いた口が塞がらないとしか言いようがないですがね。



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